Flashラボ

シーンとタイムライン

ドキュメントプロパティの設定

それでは、シーンとタイムラインの概念の説明をしながら、サンプルサイトを構築していきます。いよいよ本格的なFlashコンテンツの制作です。

まず、最初に行わなければいけないのが、ドキュメントプロパティの設定です。「修正」→「ドキュメント」で、以下のようなダイアログが表示されます。

ドキュメントプロパティ

サイズは画面の大きさ(単位はピクセル)です。今回は、700×500に設定します。「サイズを合わせる」の項目は今のところ無視してOKです。背景色もデフォルトのまま白で大丈夫です。
「フレームレート」ですが、言葉自体をまったく聞いたことが無い人もいるでしょう。フレーム・パー・セカンド(FPS)の単位で数えられ、つまるところ、1秒間に何フレーム再生させるかという意味です。

Flashコンテンツは、OSの違いやCPUの速度の違いで再生スピードが変わってきます。ただ、CPUの速度はユーザー環境に依存するのでどうすることもできません。OS間の再生速度の違いは、嘘か真か、マジックナンバー(16、21、31、59)と呼ばれるFPSで制作すると各OSで近い速度で再生されるようです。ただし、最近では、この現象も解消されつつあります。

タイムライン

タイムライン

Flashは、基本的には「タイムライン」と呼ばれる「フレーム」を、連続表示させることによって、アニメーションの表示を可能にしています。先ほどFPSの説明をしましたが、24FPSであれば、上のタイムラインを1秒間で24まで進むということになります。

なので、意図的に再生を停止させない限り、ずっとタイムラインを走っているわけです。それは、Flash上で「RETURN」を押すと確認することができます。 アニメーションのコンテンツを作成する場合ならそれでも良いのですが、WEBサイトのようなコンテンツを制作する場合は、都合が良くありません。

そこで、Actionscriptを利用して、再生をストップさせてやる必要があります。そのスクリプトが以下のようなものです。

this.stop();

たったこれだけです。スクリプトの解説は今の段階では省きますが、とりあえず、試してみましょう。そこで登場するのが、ボタンシンボルでも出てきた「キーフレーム」です。

Actionscriptは、いろいろなタイミングで実行させることができますが、フレーム上で実行させたい場合、どのタイミングで実行させるかを指定しなければいけません。そこで「キーフレーム」というものをうって、キーフレームにActionscriptを書く必要があります。

キーフレームの挿入

新規ドキュメントを作った時点では、空のキーフレームが一つあるのみです。10フレームをクリックし、「挿入」→「タイムライン」→「フレーム」、または、「F5」を押すとただのフーレムが挿入されます。

キーフレームの挿入2

キーフレームは、「挿入」→「タイムライン」→「キーフレーム」、または、「F6」を押すと挿入できます。下は、5フレームと10フレームにキーフレームを挿入し、「ウィンドウ」→「開発パネル」→「アクション」または、「F9」を実行し、アクションパネルを開いた様子です。

キーフレームの挿入3

アクションパネルに、先ほど説明した「this.stop();」と書いてみましょう。書いたキーフレームに「a」と表示され、そのフレームで再生が止まるのがわかります。
基本的にFlashを使用して制作されるWEBサイトは、こうやって 「this.stop();」でページを入れる「箱」を作ってやり、ボタンでその箱を移動させるという概念で構築されます。

それでは、実際にPhotoShopで制作したサンプルサイトのモックをFlashに張り込んでみましょう。

→サンプルサイトのモックアップ(小)

PhotoShopで制作したモックをHTMLコーディング時と同様にスライスし、「ファイル」→「ライブラリに読み込み」で、ライブラリに一旦読み込んでおきます。それを、ライブラリーからドラッグアンドドロップで、ステージに配置しましょう。
配置する際は、ボタンシンボルの項でも説明しましたが、レイヤー分けしてあげると、わかりやすくなります。

シーン

Flashコンテンツを制作する過程で、このタイムラインを複数作る必要がある場合があります。「ウィンドウ」→「デザインパネル」→「シーン」で「シーン」は管理することができます。

例えば、僕なんかは、「Now Loading」の画面とWEBサイトのページを表示させる画面を別シーンで管理するといったような使い方をしたりします。これは、全くのオーサリングのしやすさやファイル管理の都合上の問題なので、クリエイターによって好き嫌いは分かれるでしょう。

シーンパネル

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