
WEBディレクターはプロジェクトの進行管理を行います。ただし、ただ納品までこぎつければ良いというのではなく、各スタッフにスムーズに仕事をしてもらうこと、プロジェクトを成功に導くこと、プロジェクトのアウトプットのクオリティを向上させることがWEBディレクターの仕事です。
WEBディレクターの仕事は目に見えにくいものですが、プロジェクトが成功するかどうかは、WEBディレクターの手腕にかかっていると言っても良いでしょう。
適切なスタッフィング(プロジェクトのメンバーの選定)とスケジューリング(スケジュール管理)をします。つまり、そのプロジェクトを成功させるためには、どんなスキルのスタッフが必要で、どのように調達するか、また、納期までにどのような手順で作業を行うかを決定します。
単純なWEBサイト構築の場合、社内から適切なWEBデザイナーをアサインして、スケジュール調整をすれば終わりですが、例えば、映像と3DCGを使ったFlashコンテンツの場合、単純に考えただけでも、映像の演出家、エディター(映像編集者)、3DCGデザイナー、WEBデザイナー、Flashクリエイターが必要です。かつ、映像の素材や撮影はどうするか、3DCGを制作するためのCADデータやモックを用意する必要があるかどうか、その場合どのようなスケジューリングにすればよいかなど、プロジェクトによってその難易度は、全く変わったものになってきます。
プランニングや演出のための絵コンテを各作業は、厳密に言えば、WEBディレクターの仕事の領域ではないのかもしれませんが、WEBディレクターが行うこともよくあります。
プランニングは、プロジェクトのスコープ(目的)を設定し、その目的を達成するための調査と分析作業、何を行うかのアクションプランを設定する作業です。
例えばプロジェクトがプロモーション(販促用の)コンテンツであれば、いかに商品を訴求するか等の演出を考え、それをクライアントに提案する資料(絵コンテ)の作成します。専門のプランナーが社内にいる場合は、プランナーがこの作業を行います。
適切にスタッフィングし、スケジューリングもして、企画もクライアントに了解を得られれば、後は、随時、各スタッフの作業をチェックして、適切なアウトプット(デザインのチェックだったり、途中段階の校正だったり)をクライアントに提出します。
作業がスケジュール通りに進んでいるかをチェックすることはもちろん、各スタッフがクオリティの高いアウトプット(デザイン、コーディング、プログラミング)を出しているかのチェックも行います。そうして、プロジェクトの進行管理を行いながら、納品までクライアントやクリエイターの調整を行っていきます。
ただし、通常、WEBディレクターは複数のプロジェクトを同時に抱えるため、いかに効率よく数多くのプロジェクトを管理するかが重要になってきます。
